大学の先生と学ぶ はじめての公共

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大学の先生と学ぶ はじめての公共

著: 渡部 竜也
1,760円(税込)
発売日2024年09月02日

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  • ISBN コード : 9784046069498
  • サイズ : A5判 総ページ数: 368ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 148 × 210 × 19.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

好評既刊に公共が登場。よりよい社会をつくるために必要なこととは?

「公共」は2022年4月から実施されている新教育課程において、「現代社会」に代わって設置された新科目です。おそらく多くの方が「どんな科目だか具体的にイメージできない」「『現代社会』と何が違うの?」「なんでこんな科目が今登場したの?」と思い悩んでいることでしょう。

そこで! 当代きっての社会科教育学者に、この科目について解説してもらうことにしました。本書は、「公共」の魅力を感じてもらうと同時に、「公共」について根源的に問い直し、そのあり方を議論していこうという、ちょっと欲張りなことをねらいにしています。

「公共」という未知の世界へようこそ!

【内容】
序章 公共で育成がめざされる資質・能力&見方・考え方

<第1部 公共の扉>
第1章 今なぜ「公共」が必要なのだろうか?
第2章 建設的な話し合いのできる「公共的な空間」づくり
第3章 社会的な諸課題・諸問題を合理的に考察・議論するために
第4章 アイデンティティの形成と「公共的な空間」

<第2部 法・政治的課題を考える>
第5章 日本国憲法について知ろう
第6章 社会問題の解決手段としての司法と議会
第7章 正義の実現にむけて
第8章 司法への市民参加を考える
第9章 社会生活における民法の存在意義
第10章 私たちは選挙で何を問われているのだろうか?
第11章 なぜ差別はなくならないのだろうか?
第12章 生命倫理問題を議論してみよう
第13章 日本の安全保障をどう考えるか
第14章 異議申し立ての大切さを知ろう

<第3部 経済・社会的課題を考える>
第15章 消費者主権と高福祉・高負担社会
第16章 格差社会と人口減少社会
第17章 地方再生に向けて私たちのできることは何か
第18章 学校への発信、生徒からの発信

著訳者プロフィール

●渡部 竜也:1976年 広島県生まれ 
2005年 東京学芸大学教育学部講師 現在は同大准教授
最終学歴 広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。

著書
『教室で論争問題を立憲主義的に議論しよう―ハーバード法理学アプローチ』(東信堂、2024年)
『社会科授業づくりの理論と方法―本質的な問いを生かした科学的探求学習』(明治図書、2020年)
『主権者教育論―学校カリキュラム・学力・教師』(春風社、2019年)
『Doing History―歴史で私たちは何ができるか』(清水書院、2019年)

目次

序章 公共で育成がめざされる資質・能力&見方・考え方

<第1部 公共の扉>
第1章 今なぜ「公共」が必要なのだろうか?――リベラリズムと共和主義
第2章 建設的な話し合いのできる「公共的な空間」づくり
第3章 社会的な諸課題・諸問題を合理的に考察・議論するために
第4章 アイデンティティの形成と「公共的な空間」

<第2部 法・政治的課題を考える>
第5章 日本国憲法について知ろう
第6章 社会問題の解決手段としての司法と議会――同性婚承認をめぐって
第7章 正義の実現にむけて――刑法と刑事裁判
第8章 司法への市民参加を考える
第9章 社会生活における民法の存在意義
第10章 私たちは選挙で何を問われているのだろうか?
第11章 なぜ差別はなくならないのだろうか?
第12章 生命倫理問題を議論してみよう――「中絶問題」
第13章 日本の安全保障をどう考えるか
第14章 異議申し立ての大切さを知ろう――社会運動と直接請願

<第3部 経済・社会的課題を考える>
第15章 消費者主権と高福祉・高負担社会――戦後日本経済史前編:成長経済期
第16章 格差社会と人口減少社会――戦後日本経済史後編:経済低迷期
第17章 地方再生に向けて私たちのできることは何か
第18章 学校への発信、生徒からの発信
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