狐花 葉不見冥府路行

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狐花 葉不見冥府路行

2,310円(税込)
発売日2024年07月26日
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  • ISBN コード : 9784041152096
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 224ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

中禅寺洲齋、幽霊騒動に挑む。歌舞伎舞台のために書き下ろされた長編小説!

時は江戸。作事奉行・上月監物の屋敷の奥女中・お葉は、度々現れる男に畏れ慄き、死病に憑かれたように伏せっていた。彼岸花を深紅に染め付けた着物を纏い、身も凍るほど美しい顔のその男・萩之介は、"この世に居るはずのない男"だった――。

この騒動を知った監物は、過去の悪事と何か関りがあるのではと警戒する。いくつもの謎をはらむ幽霊事件を解き明かすべく、"憑き物落とし"を行う武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が監物の屋敷に招かれる。

謎に秘された哀しき真実とは? 
歌舞伎の舞台化のために書き下ろされた、長編ミステリ。

著訳者プロフィール

●京極 夏彦:1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』ほか多数。

目次

《目次》
死人花
墓花
彼岸花
蛇花
幽霊花
火事花
地獄花
捨子花
狐花
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