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きっとみんな、何かを抱えて生きている。あたたかい日常の物語
元編集者の猫沢二胡(ねこさわ にこ)は最愛の夫を喪い、仕事をなくし、閑古鳥の鳴く実家の文具店で店番をしつつ一人暮らしをしている。そんな折、突然甥っ子である大学生の明澄(あすみ)が訪ねてきた。シングルマザーの母の結婚をきっかけに家を出ると言う。
二胡はとっさに同居を提案し、不思議なふたり暮らしが始まった。
静かな日々に明澄が加わり、文具店のわけありなお客様たちとの交流もあり、なぜか猫もやってくる。空虚だった二胡の日常はいつしか賑やかになり、ある目標もできて――
借りぐらしから居場所が見つかる、あたたかい日常の物語。
著訳者プロフィール
子供の頃からずっと犬のいる生活を送っています。
今は黒柴とキジトラ猫と共に暮らしています。
目次
すべてを失い実家に身を寄せた二胡(にこ)。閑古鳥の鳴く文具店の店番をしながら漫然と一日を過ごしていた。そこに甥っ子の明澄(あすみ)が「家を出る」と言いに来て――。
二
迷い猫に餌をあげないことを伝えたことをきっかけに、ぎくしゃくする二胡と明澄。そんな中、二胡は駅で偶然、知り合いの女子高生の窮状を見かけ、つい声をかけてしまう。
三
地元に知り合いも増え、二胡のライターの仕事も少しずつ広がりを見せていく。ふたりぐらしも軌道に乗ったある日、台風が近づいてくる。迷い猫のことが気になる二人だが……。