- ISBNコード
- 9784040756028
- レーベル
- 富士見L文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 13.2 mm
- 総ページ数
- 352ページ
少女は異界の水を呑み「まれびと」となった。そして運命がはじまる――
高校生の坂木夜花(よはな)の住む町は、魔を退治する神祇官(かむつかさ)の一族である社城(やしろ)家が絶大な権力を持つ。
両親を亡くし祖母と住む夜花は、夏のある日に遠縁だからと社城家の宴会にかり出される。けれど手伝いの最中、事故で池に落ちてしまう。
騒ぎを聞きつけ現れたのは美貌の社城家の当主候補。彼は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄り――後ろにいた同級生の少女を抱き上げた。
夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま池の中で呆然とする。
けれど不思議な美しさの少年・千歳が夜花を助け、社城家にある自分の家に匿ってくれた。さらに千歳は夜花が神がかりの力を持つ《まれびと》であると見抜く。
夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに……?
「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみが贈る、神と人と運命の恋物語。
両親を亡くし祖母と住む夜花は、夏のある日に遠縁だからと社城家の宴会にかり出される。けれど手伝いの最中、事故で池に落ちてしまう。
騒ぎを聞きつけ現れたのは美貌の社城家の当主候補。彼は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄り――後ろにいた同級生の少女を抱き上げた。
夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま池の中で呆然とする。
けれど不思議な美しさの少年・千歳が夜花を助け、社城家にある自分の家に匿ってくれた。さらに千歳は夜花が神がかりの力を持つ《まれびと》であると見抜く。
夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに……?
「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみが贈る、神と人と運命の恋物語。
目次
プロローグ 異境と人境のあわいにて
一章 「宴会なんて、二度とごめんだわ」
二章 「トンネルの怪異ってベタだよね」
三章 「乙女心を弄ばれた。呪い、許すまじ」
四章 「みんな、世話焼くの好きね」
五章 「あんたの行動、この頃からいちいち冷や冷やするんだよ」
六章 「家族でもわかりあえないことはあるよ」
七章 「私たちはきっと同じものを求めてた」
八章 「千歳くんは隠しごとばっかりだから」
エピローグ 終わりの始まりを眺める時
あとがき
一章 「宴会なんて、二度とごめんだわ」
二章 「トンネルの怪異ってベタだよね」
三章 「乙女心を弄ばれた。呪い、許すまじ」
四章 「みんな、世話焼くの好きね」
五章 「あんたの行動、この頃からいちいち冷や冷やするんだよ」
六章 「家族でもわかりあえないことはあるよ」
七章 「私たちはきっと同じものを求めてた」
八章 「千歳くんは隠しごとばっかりだから」
エピローグ 終わりの始まりを眺める時
あとがき