恋の川、春の町 江戸戯作者事情

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恋の川、春の町 江戸戯作者事情

858円(税込)
発売日2024年10月25日

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  • ISBN コード : 9784041153727
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 352ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

筆一本で幕府と対峙した男がいた

駿河小島藩に仕える倉橋寿平には、もう一つの顔がある。「恋川春町」の名前で滑稽本を執筆する江戸で人気の戯作者だったのだ。浮世を楽しむため、さまざまな女性のもとを渡り歩く春町のもとに、突如として幕府の大物・松平定信から呼び出しの文が届く。倹約を旨とする幕府の方針に、春町の著作はそぐわないと判断されたのだ――。戯作者の矜持を胸に、命がけの洒落で権力に挑んだ粋人の生涯を描く軽妙洒脱な時代小説。

著訳者プロフィール

●風野 真知雄:1951年福島県生まれ。立教大学法学部卒。1992年「黒牛と妖怪」で歴史文学賞を受賞しデビュー。2015年、〈耳袋秘帖〉シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞、『沙羅沙羅越え』で中山義秀文学賞を受賞。主な作品に、「妻は、くノ一」シリーズ、「四十郎化け物始末」シリーズ、「女が、さむらい」シリーズ、「大名やくざ」シリーズ、『卜伝飄々』などがある。

目次

第一章 うなぎ屋のおつら
第二章 吉原のおわき
第三章 女戯作者のおちち
第四章 幼馴染のおけけ
第五章 前妻のおまた
第六章 本妻のおさね
後ろ姿の男
あとがき

解説 永井紗耶子
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