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えっ、お金を学びたいのに落語をきくの?
落語は主に江戸時代が舞台となっており、給料をもらってサラリーマンとして働くなんてことはなかったため、当時は商売をして稼ぐことが一般的でした。そのためか、実は落語には、お金に関する演目が多いのが特徴です。
いつしか落語にはまった田中靖浩さんは公認会計士として落語をきくとお金の本質が学べることに着目し、
これまで立川晴の輔さんとさまざまなセミナーでタッグを組み、今回、満を持して書籍が登場します!
本書では10の演目に着目し、そこからどのようなお金の知識が学べるのか、またビジネスパーソンにとってどんな知識が身につくのかを細かく紹介します。
お金は学びたいけど落語なんてきいたことにない……という人でも大丈夫。落語家じきじきにあらすじも語っているので、知らない人でもスッと入っていけます。
また、そもそも落語とは何か、なぜお金と落語なのか、なぜ仕事終わりの落語が流行っているのかなども対談で紹介。
まあ、でも落語ですから、肩ひじはらずに面白おかしく本書で読んでくれたらうれしいです。
著訳者プロフィール
●立川 晴の輔:1972年、兵庫県出身。東京農業大学卒業後の1997年、立川志の輔に一番弟子として入門。2013年、立川流真打に昇進。2024年、林家木久扇の後任として、『笑点』のメンバーに選ばれる。
目次
第2章 お金の知恵が身につく落語入門
第3章 仕事がらみの知恵も身につく落語入門
第4章 仕事終わりに寄席に行く人が増えている?