- ISBNコード
- 9784044008536
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦)
- 105 × 149 mm
- 総ページ数
- 594ページ
渾身の集中講義。哲学と神学の往還で歴史的視座を掴む、著者初の哲学入門書
すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる。
実学でない学知こそ、時代の転換期に活きる。
哲学と神学の往還で歴史的視座をつかむ、渾身の集中講義! 著者初の哲学入門書。
哲学は「綜合的な努力」、生きていく上でのマネジメント能力である。
独創的と思うもののほとんどは、過去に鋳型があり、議論されつくしている。
哲学史を学べば、思考の鋳型を見抜く力が身につく。すると、過去の哲学史から現代社会の出来事の多くは説明できるようになる。
つまり、社会や人間を総体として捉え、対応することができるのだ。
言説の連続ではなく、その背後にある人間を見る淡野安太郎の名著『哲学思想史』をテキストに用い、
学生有志に行った4泊5日の自主ゼミ合宿の講義を編み直した、著者初の哲学入門書。
■哲学は、東洋でも西洋でも神話との連続性の中にある
■奇跡とは、今までの我々の思考のあり方、行動のあり方を変えること
■現代の心脳問題は、一つの無神論の完成
【目次】
まえがき――先哲と共に考える学知は役に立つ
一日目
第一章 哲学とは何かーー「緒言」と序章を読む
第二章 古代哲学の世界――第一章第一節、第二節を読む
二日目
第三章 現代につながる古代――第一章第三節、第四節 を読む
第四章 思想における中世的世界――第二章第五~第七節を読む
第五章 近代文化の開花――第三章第八節~第九節を読む
三日目
第六章 経験論の世界――第三章第十節を読む
第七章 啓蒙主義の克服――第三章第十一節を読む
第八章 弁証法的思考と新カント学派――第三章第十二節を読む
四日目
第九章 唯物論と現代哲学――第三章第十三節、補章、むずびを読む
あとがき――「正しい戦争」を支持しないために
文庫版あとがき
参考文献一覧
実学でない学知こそ、時代の転換期に活きる。
哲学と神学の往還で歴史的視座をつかむ、渾身の集中講義! 著者初の哲学入門書。
哲学は「綜合的な努力」、生きていく上でのマネジメント能力である。
独創的と思うもののほとんどは、過去に鋳型があり、議論されつくしている。
哲学史を学べば、思考の鋳型を見抜く力が身につく。すると、過去の哲学史から現代社会の出来事の多くは説明できるようになる。
つまり、社会や人間を総体として捉え、対応することができるのだ。
言説の連続ではなく、その背後にある人間を見る淡野安太郎の名著『哲学思想史』をテキストに用い、
学生有志に行った4泊5日の自主ゼミ合宿の講義を編み直した、著者初の哲学入門書。
■哲学は、東洋でも西洋でも神話との連続性の中にある
■奇跡とは、今までの我々の思考のあり方、行動のあり方を変えること
■現代の心脳問題は、一つの無神論の完成
【目次】
まえがき――先哲と共に考える学知は役に立つ
一日目
第一章 哲学とは何かーー「緒言」と序章を読む
第二章 古代哲学の世界――第一章第一節、第二節を読む
二日目
第三章 現代につながる古代――第一章第三節、第四節 を読む
第四章 思想における中世的世界――第二章第五~第七節を読む
第五章 近代文化の開花――第三章第八節~第九節を読む
三日目
第六章 経験論の世界――第三章第十節を読む
第七章 啓蒙主義の克服――第三章第十一節を読む
第八章 弁証法的思考と新カント学派――第三章第十二節を読む
四日目
第九章 唯物論と現代哲学――第三章第十三節、補章、むずびを読む
あとがき――「正しい戦争」を支持しないために
文庫版あとがき
参考文献一覧
目次
まえがき――先哲と共に考える学知は役に立つ
一日目
第一章 哲学とは何かーー「緒言」と序章を読む
哲学史を体系的に掴むのに最適な淡野安太郎の『哲学思想史』
神話との連続性のなかにある哲学
哲学と哲学史――1 哲学とは何か
哲学と哲学史――2 形而上ということをめぐって ほか
第二章 古代哲学の世界――第一章第一節、第二節を読む
自然から人間へ――ソクラテス
プラトンのイデア、想起説
アリストテレス、下から上への一元論
ロゴス――哲学と神学との関係
律法の役割と、哲学の役割
異端と世俗、哲学と神学 ほか
二日目
第三章 現代につながる古代――第一章第三節、第四節 を読む
マッピングできな思想の価値
エントロピーの考え方の原形も古代に
自由の三つの立場――ストア主義、エピクロス主義、懐疑主義
アポリナリオス主義の特徴 ほか
第四章 思想における中世的世界――第二章第五~第七節を読む
終末論の構成とは
原罪の意味とは? スコラ哲学とは?
実念論と唯名論
トマス、スコトゥス、オッカムの主張
アンセルムスの黙想と意図 ほか
第五章 近代文化の開花――第三章第八節~第九節を読む
スコラ哲学にはまだ大きい存在感があった
デカルトの二元論
カント「存在は述語ではない」
スピノザの汎神論
ライプニッツのモナド ほか
三日目
第六章 経験論の世界――第三章第十節を読む
聖書はアナロジカルに読み、差異に注目する
ベーコンの「偶像」
ロック、「事実問題」「権利問題」、バークリー
ヒュームの懐疑論 ほか
第七章 啓蒙主義の克服――第三章第十一節を読む
実証主義とコント
実証主義論争
カントの批判主義
天啓論からの脱出
感性、悟性、理性 ほか
第八章 弁証法的思考と新カント学派――第三章第十二節を読む
フィヒテとシェリング
新カント学派
認識能力の序列、快不快の要素 ほか
四日目
第九章 唯物論と現代哲学――第三章第十三節、補章、むずびを読む
マルクス主義と唯物論
反動としてのニーチェ、オイケン
リッケルト、コーヘンの考え方
弁証法とのさまざまな接点
「生の哲学」とアトム的人間観
フッサール、ハイデガー、キルケゴール
プラグマティズムの道具主義、新実在論
哲学の総合的精神 ほか
あとがき
文庫版あとがき
参考文献一覧
一日目
第一章 哲学とは何かーー「緒言」と序章を読む
哲学史を体系的に掴むのに最適な淡野安太郎の『哲学思想史』
神話との連続性のなかにある哲学
哲学と哲学史――1 哲学とは何か
哲学と哲学史――2 形而上ということをめぐって ほか
第二章 古代哲学の世界――第一章第一節、第二節を読む
自然から人間へ――ソクラテス
プラトンのイデア、想起説
アリストテレス、下から上への一元論
ロゴス――哲学と神学との関係
律法の役割と、哲学の役割
異端と世俗、哲学と神学 ほか
二日目
第三章 現代につながる古代――第一章第三節、第四節 を読む
マッピングできな思想の価値
エントロピーの考え方の原形も古代に
自由の三つの立場――ストア主義、エピクロス主義、懐疑主義
アポリナリオス主義の特徴 ほか
第四章 思想における中世的世界――第二章第五~第七節を読む
終末論の構成とは
原罪の意味とは? スコラ哲学とは?
実念論と唯名論
トマス、スコトゥス、オッカムの主張
アンセルムスの黙想と意図 ほか
第五章 近代文化の開花――第三章第八節~第九節を読む
スコラ哲学にはまだ大きい存在感があった
デカルトの二元論
カント「存在は述語ではない」
スピノザの汎神論
ライプニッツのモナド ほか
三日目
第六章 経験論の世界――第三章第十節を読む
聖書はアナロジカルに読み、差異に注目する
ベーコンの「偶像」
ロック、「事実問題」「権利問題」、バークリー
ヒュームの懐疑論 ほか
第七章 啓蒙主義の克服――第三章第十一節を読む
実証主義とコント
実証主義論争
カントの批判主義
天啓論からの脱出
感性、悟性、理性 ほか
第八章 弁証法的思考と新カント学派――第三章第十二節を読む
フィヒテとシェリング
新カント学派
認識能力の序列、快不快の要素 ほか
四日目
第九章 唯物論と現代哲学――第三章第十三節、補章、むずびを読む
マルクス主義と唯物論
反動としてのニーチェ、オイケン
リッケルト、コーヘンの考え方
弁証法とのさまざまな接点
「生の哲学」とアトム的人間観
フッサール、ハイデガー、キルケゴール
プラグマティズムの道具主義、新実在論
哲学の総合的精神 ほか
あとがき
文庫版あとがき
参考文献一覧