- ISBNコード
- 9784041159545
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判 変形
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 132 × 188 × 17 mm
- 総ページ数
- 288ページ
高校で起こる不審な死。それは亡き小説家の遺稿に見立てた殺人か――
教師の傍ら執筆活動を続け、ミステリ作家として一世を風靡した久宝寺肇(きゅうほうじはじめ)が癌で亡くなった。恩師である久宝寺の死と時を同じくして母校に国語教師として赴任した辻玲人(つじれいと)は、彼の遺稿を入手する。それは不可能状況での殺人を描く短編ミステリのプロットで、解決編のない状態だった。「探偵」になるのが夢だという女子生徒・あずさと協力して、遺稿の続きを探す玲人。しかし校内で女子生徒の死体が発見され、その死の状況は遺稿プロットとまるで同じだった。
目次
プロローグ
一 遺稿
幕間一 小説家がさよならを告げるまで
二 見立て殺人
幕間二 小説家がさよならを告げるまで
三 見立て自殺
幕間三 小説家がさよならを告げるまで
四 解決篇
幕間四 小説家がさよならを告げるまで
五 名探偵たちがさよならを告げても
一 遺稿
幕間一 小説家がさよならを告げるまで
二 見立て殺人
幕間二 小説家がさよならを告げるまで
三 見立て自殺
幕間三 小説家がさよならを告げるまで
四 解決篇
幕間四 小説家がさよならを告げるまで
五 名探偵たちがさよならを告げても