- ISBNコード
- 9784041159736
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦)
- 128 × 188 mm
- 総ページ数
- 376ページ
令和のサラリーマンが田沼時代で大活躍!
令和を生きるごく普通のサラリーマンだった主人公は、宝暦八年(1758年)生まれの貧乏旗本の八男坊・徳山安十郎として生まれ変わった。安十郎は現代の知識を持ったまま、とても早熟な若者として成長する。好奇心のおもむくまま、儒学者で蘭学者の青木昆陽に弟子入り、後に『解体新書』を著す前野良沢や杉田玄白と交流し、「本所の麒麟児」として評判になった。やがて、御三卿・徳川宗武の七男・賢丸(後の松平定信)の命を蘭学の知識(と現代の知識)を駆使して救ったことから、幕府上層部からも注目されるようになる。しかし、時の権力者である田沼意次は、安十郎の異才を警戒して、卑劣な罠を仕掛けようとしていた……。