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団地の恋人 きみを待つ優しい時間

イラスト: 竹岡 美穂
発売日
2026年08月12日
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お届け予定日
発売日以降にお届け
990
ISBNコード
9784040765204
レーベル
富士見L文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 10.8 mm
総ページ数
288ページ
その古い団地には、異界から来たお姫さまが営むカフェがあった――。
想乃は駆け出しの絵本作家。次作が決まらず悩んでいたある日、遠縁のおじさんから古い団地の一室を相続する。
その団地には小さなカフェがあり、異界から来たお姫さま・ユリアが明るく働いていた。

お魚のパンや、こけももジャムのクッキー、ミルクに浮かべたふわふわクリームパン。ユリアが作るお料理は、どこか不思議で、けれどあたたかく美味しい。

月に一度、満月の夜。ユリアはドレスを着ておめかしし、大好きな国王陛下をお迎えする。
自分たちの絵を描いてほしいと頼まれた想乃は、優しく恋しあう二人の姿を、スケッチブックに描き留めてゆく。あのとき団地で起こったこと、恋も友情も、涙も笑顔も、輝く奇跡も全部……。
現代のおとぎ話。

「わたしは待つのが辛くなったとき、ごはんやお菓子を作ると気持ちが落ち着くの。
あの人に作ってあげたい、この人に食べてほしい。そんなことを考えながらお鍋のスープをかきまぜたりパンを丸めたりしていると、だんだん楽しくなるのよ」

目次

プロローグ
一話 お魚のパンと、スプーンで食べるメープルシロップのケーキ
二話 ぐるぐるパンとたまごのコーヒー
三話 酸っぱい穴あきパンと、ふわふわクリームパンにミルクを注いで
四話 殻つきのザリガニと、チーズのぷるぷるパイ
五話 かぼちゃのアコーディオンと、マジパン細工のお化け
六話 甘いおかゆと彼が遺したもの
最終話 お姫さまのケーキと白い夜
エピローグ 想乃の手記
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