- ISBNコード
- 9784045003233
- レーベル
- ビームコミックス
- 商品形態
- コミックス
- サイズ
- B6判
- 商品寸法(横/縦)
- 128 × 182 mm
- 総ページ数
- 164ページ
谷口菜津子『じゃあ、あんたが作ってみろよ(ぶんか社刊)』、賞賛。
圷先生の緻密な心理描写は、こちらの居心地を悪くするほど鋭く真っ直ぐだ。
その苦しいほどに真摯に、目の前にいる人たちと向き合い続ける姿は、なんて眩しく美しいんだろう。
―――谷口菜津子『じゃあ、あんたが作ってみろよ(ぶんか社刊)』『まめとむぎ(双葉社刊)』
====
2022年、春。冬野至(ふゆのいたる)の伯母が亡くなった――。
葬儀の席で、母を亡くしたばかりの娘のあずさは、戸惑いながらも家族としての役割を果たそうとしていた。
慣れない喪服の生地が背中に擦れて気になり、落ち着かない様子で何度も背中に手を伸ばしてしまう。
焼香の手つきもどこかぎこちない。
式が無事に終わり、親戚たちに囲まれた精進落としの席につくと、今度は次々と慰めの声をかけられるのだった。
「大丈夫?」
「急なことで大変ね」
「田舎で祖母ちゃんと一緒に暮らさない?」
心配から生まれた言葉のひとつひとつが、あずさの心を追いつめていく。
そんな彼女を見た至は、
「僕が、あずさちゃんの家に下宿します」
彼女を、この息苦しい状況から少しでも救うため。
――けれど、それだけが理由ではなかった。
至自身もまた、美大への進学に反対する父親から離れるため、実家を出ようとしていた。
家を出られるのなら、住む場所はどこでもよかった。
こうして東京の街で、いとこ同士のふたり暮らしが始まった。
「生きづらさ」を抱える、すべての人へ。
心に絡みついたものを、そっとほどいていく――。
これは、心の居場所を描いたヒューマンドラマ。
その苦しいほどに真摯に、目の前にいる人たちと向き合い続ける姿は、なんて眩しく美しいんだろう。
―――谷口菜津子『じゃあ、あんたが作ってみろよ(ぶんか社刊)』『まめとむぎ(双葉社刊)』
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2022年、春。冬野至(ふゆのいたる)の伯母が亡くなった――。
葬儀の席で、母を亡くしたばかりの娘のあずさは、戸惑いながらも家族としての役割を果たそうとしていた。
慣れない喪服の生地が背中に擦れて気になり、落ち着かない様子で何度も背中に手を伸ばしてしまう。
焼香の手つきもどこかぎこちない。
式が無事に終わり、親戚たちに囲まれた精進落としの席につくと、今度は次々と慰めの声をかけられるのだった。
「大丈夫?」
「急なことで大変ね」
「田舎で祖母ちゃんと一緒に暮らさない?」
心配から生まれた言葉のひとつひとつが、あずさの心を追いつめていく。
そんな彼女を見た至は、
「僕が、あずさちゃんの家に下宿します」
彼女を、この息苦しい状況から少しでも救うため。
――けれど、それだけが理由ではなかった。
至自身もまた、美大への進学に反対する父親から離れるため、実家を出ようとしていた。
家を出られるのなら、住む場所はどこでもよかった。
こうして東京の街で、いとこ同士のふたり暮らしが始まった。
「生きづらさ」を抱える、すべての人へ。
心に絡みついたものを、そっとほどいていく――。
これは、心の居場所を描いたヒューマンドラマ。
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