2,037円(税込)
4,584円(税込)
1,324円(税込)
3,565円(税込)
3,565円(税込)
3,565円(税込)
440円(税込)
770円(税込)
440円(税込)
880円(税込)
1,800円(税込)
2,500円(税込)
2,500円(税込)
2,500円(税込)
3,850円(税込)
2020年から2021年にかけての劇場公開10周年、TVアニメ放送開始15周年を記念したメモリアルグッズとして企画された浮世絵シリーズ第2弾。大好評を博した浮世絵木版画『夏廻り壱萬五千四百九十八景 涼宮ハルヒ』に続き、『桜下傘持美人 長門有希』が登場です。
「涼宮ハルヒの消失」劇場公開当時に描き下ろされたイラストをモチーフに、和傘を手にした艶やかな晴着姿、背景に桜並木と梅を配し、春爛漫の中たたずむ長門を表現。そして浮世絵のタイトルには「桜下傘持美人」と和のテイストを感じられる仕上がりになっています。
ご好評につき、数量限定で2次受注を開始!
※お届けは、1次受注・2次受注ともに2021年7月を予定しております。
『桜下傘持美人 長門有希』では各工程すべて、
400年の伝統技術を受け継ぐ、なんと京都の名匠たちの手仕事により、珠玉の一品が生み出されています。
ここでは如何にして1枚の浮世絵木版画が生み出されているか、その一部をご紹介します。
浮世絵木版画の元となる下絵が絵師によって描かれます。次に彫師に委ねられ色数ほかを見極めたうえで、必要な色版数に応じ版木(はんぎ)に彫り起こされます。
『桜下傘持美人 長門有希』では合計33版もの版木がつくられました。
版木には山桜が使われています。
材質が硬く、きめ細か、伸び縮みも少ないため、今回のような精密な木版画には最適な素材です。
今作の彫りは、浮世絵木版画彫摺技術保存協会 京都支部 副支部長にして国内外から高い評価を受ける彫師、北村昇一氏が手掛けたもの。
長門の繊細な線画を見事に彫り出していきます。
版木は完成後、摺師へ渡り、
何日もかけて摺り上げられていきます。
絵の美しさを再現するために、
摺師は何度も何度も版を使い分け、摺り重ねていきます。
33版にも上る色版を、74回以上摺り重ねて、長門を華やかに描き出しています。
この魂のこもった摺りを手掛けたのは、京都木版工芸組合理事をつとめる中山誠人氏。
和紙は越前和紙の最高級品、「越前生漉奉書紙」を使用。
耐久性を持ち、他の和紙では表現できない、あざやかな発色と温かみのある風合いを可能にしています。
京都精華大学 美術学部造形学科 版画専攻 木版画科卒業
版元「まつ九」にて徳力富吉郎 先生に木版画を学ぶ。
黒崎彰 先生に木版を学ぶ。
版元「歡榮堂」にて彫師 堀田治 先生に師事 彫りを学ぶ。
北村木版画工房開設以降、多数の実演やワークショップを
日本や世界各地の展覧会、イベントなどで行う。
京都木版画工芸組合組合員
浮世絵木版画彫摺技術保存協会 京都支部 副支部長
京都精華大学美術学部造形学科洋画専攻卒業
佐藤木版画工房に弟子入り・摺師佐藤景三氏に師事、摺りを学ぶ。
京都精華大学にて浮世絵の摺りのデモンストレーションを行う。
第1回浮世絵木版画作品展に出品(東京・京都)
第2回浮世絵木版画作品展に出品(東京・京都)
国際版画会議”Impact”(フィンランド)に参加し
佐藤景三氏のデモンストレーション、アシスタントを務める
第3回浮世絵木版画作品展に出品(東京・京都)
第1回国際木版画会議に参加、北村昇一氏(彫師)と共同論旨の発表をする。
京都府伝統産業優秀技能者表彰 受彰
*このほか多数の実演・ワークショップを日本や世界各地の展覧会、イベントなどで行う。
浮世絵木版画彫摺技術保存協会 副理事 現京都支部長
京都木版工芸組合 理事
浮世絵は、江戸時代になり、庶民の生活を描いた事で始まり18世紀、多色摺りなどの、木版画の技術も向上し、江戸の人々の間で、大衆向けの読み物が人々の間で大流行しました。その読み物に挿絵を描いた画家が浮世絵の絵師となったのです。浮世絵の浮世とは、"現実""現代風"という意味もあり当時の風俗を描いたり、文化的な背景も担いつつ、大衆のメディアとして庶民に愛されました。
浮世絵の技法は、はじめ墨で描く技法でしたが、後に、筆で色を付ける技法に変わりました。また、一つの絵を大量生産するために、使われる色も増え、筆で色を付けるやり方から木に絵柄を彫り、それに色をつけて重ね刷りする版画の技法が生み出されました。最初はわずかな色しか使用しませんでしたが、版画技法の進歩により多くの色を使用する技法が完成しました。
海外への影響日本の浮世絵がヨーロッパの人々に大きな影響を与えたのは、19世紀末で、日本の浮世絵を目し、その豊かな表情の描き方、色使い、自由な発想の図柄などの表現方法に大きな衝撃を与えたと言われています。それまで宗教的題材や写実的技法を重視してきたヨーロッパの人々には、思いもよらなかった技法でした。
浮世絵木版画は、別名江戸版画とも呼ばれていますが、これは版画が江戸に起源するという意味ではなく、芸術家の殆どは、京都が活躍の場であり、彼らが生み出した芸術作品は数えきれないほどであります。家康によって江戸に幕府が移され、江戸を生活の拠点とする人々が爆発的に増えたと言っても、京都が文化芸術面での師と捉えられています。
※本画像はイメージです。実際の商品とは異なりますのでご注意ください。