カドカワストア
すべて
一般文庫・新書
ライトノベル・BL・TL・新文芸
コミック・コミックエッセイ
文芸・ノンフィクション
ビジネス・資格・自己啓発・雑学・IT
美容・健康・料理・趣味・実用
学参・辞典・語学・児童書
雑誌・ムック
攻略本・TV・映画・タレント本
写真集・カレンダー・年賀状・その他
映像・音楽・ゲーム・ソフト
フィギュア・ホビー・アパレル
カード・その他グッズ
利用可能なお支払方法
異界を覗いてみると、日本人の果てしない想像力が見える。
日常の向こう側に広がる闇、異界。古来、日本人は未知のものに対する恐れを異界の物語に託してきた。酒天童子伝説や浦嶋伝説などの豊富な実例から、異界の成立と変遷をたどり、日本人の精神生活をさぐる。〈目次〉
異界論のすすめ
序章 異界をめぐる想像力
第一章 反魂の秘術──『長谷雄草紙絵巻』
第二章 源頼光と酒呑童子──『大江山絵詞』
第三章 妖狐の陰謀──『玉藻前草紙絵巻』
第四章 竜宮からの贈り物──『俵藤太絵巻』
第五章 龍宮の逆説──『浦嶋明神縁起絵巻』
第六章 天界への通路──『天稚彦草子絵巻』
第七章 義経の「虎の巻」──『御曹子島渡』
第八章 天狗と護法童子──『是害坊絵詞』
第九章 狐の「浄土」と異類婚姻──『狐草紙絵巻』
第十章 百鬼夜行のパレード──『付喪神絵巻』
第十章 幽霊の近世──『死霊解説物語聞書』
終章 異界観の変容と妖怪文化の娯楽化
あとがき