カドカワストア

  • 会員登録
  • ログイン

尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

924円(税込)
発売日2010年09月25日

数量

電子書籍をブックウォーカーで購入
  • ご利用可能なお支払方法

    クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784044072179
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 258
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

許せない、でも、憎めない――。尾崎紅葉渾身の悲恋物語!

許嫁・宮に裏切られた貫一は、金本位の世の中へ復讐を誓い、冷徹な高利貸〈金色夜叉〉となる。「今月今夜のこの月を…」の名文句で有名な熱海の別れや、貫一をめぐる女たちの壮絶な修羅場など、尾崎紅葉晩年の渾身作から名場面を凝縮。貫一・宮の恋の顛末、個性的な登場人物たち、偽続編の存在など、近代文学研究の第一人者による詳細な解説とコラムで名作の新たな魅力に迫る。平易な現代語訳で、難解な原作を手軽に1冊で味わえる。

著訳者プロフィール

●山田 有策:1943(昭和18)年、愛知県生まれ。東京大学文学部国語国文学科卒業。同大学大学院博士課程修了。国文学者。東京女子大学講師を経て、東京学芸大学教授となる。2009年勇退。日本近代文学会前代表理事。

目次

はじめに

金色夜叉 前編
正月三日、凍りつく町──『金色夜叉』開幕
かるた会とダイヤモンド
宮と貫一、ショールのなか
貫一の生いたち
一月十七日、熱海の海岸
貫一、宮を蹴り倒す
★コラム
照明の革命
超エリート・間貫一
金色夜叉の歌

金色夜叉 中編
貫一、高利貸への転身
貫一・宮、四年後の再会
高利貸の権化
金色夜叉・間貫一
★コラム
銀行家と高利貸
華族と写真
金色夜叉とは?

金色夜叉 後編
雪の一月十七日
鰐淵を呪う白髪鬼
闇にさす一筋の光

続金色夜叉
宮の情念、荒尾の倫理
友をとるか、高利貸をとるか
揺らぐ貫一の心
「私を殺して!」肉迫する宮
「あなたを殺す」肉迫する満枝
宮対満枝、深夜の死闘
浅瀬に浮かぶ宮
★コラム
放歌高吟する豪傑浪人
新橋停車場と本所停車場
丸髷と束髪
オフィーリアと白ゆり

続続金色夜叉
塩原の渓谷、よみがえる悪夢
山ゆりと塩原心中
再生の夜明け
★コラム
温泉小説?

新続金色夜叉
宮はどこへ?──『金色夜叉』閉幕
★コラム
その後の『金色夜叉』

〈付録〉
『金色夜叉』の書誌
『金色夜叉』の空間
『金色夜叉』の時代の物価
映画・金色夜叉
★コラム
ベビー金色夜叉

読書案内
作品解説 金色夜叉の魔力
作家解説 夜叉の人・尾崎紅葉