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日本の思想をよむ
9784044000899
日本の思想をよむ
著者:
末木 文美士
1,760
円(税込)
発売日
2016年05月25日
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ISBN コード : 9784044000899
サイズ :四六判 総ページ数: 224
商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 18.0 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
転換期をいかに生きるか。伝統、日本とはなにか。現代人ための日本思想入門
転換期をいかに生きるか。伝統とは、日本とはなにか。
古事記、 仏典から国家論、そして日本国憲法まで――。
思想史を彩る43編を、現代人のために今、ひらく。
「自然を考え、人間を考え、社会や国家を考えるのに、先人たちはこんなにすばらしいさまざまなヒントを与えてくれる。日本の思想がこれほど多様で新鮮なアイディアに満ちていることに、読者は驚くであろう。あらゆる側面で行き詰まり、閉塞状況に陥った今日、過去を顧みることは決して逃避ではなく、むしろそこにこそ未来へと向かう豊かな源泉がある。それを生かさずに、どうしてこれからの日本を築くことができるのであろうか。そんな思いを共有できる人が、少しでも出ることを心から願っている。」(著者)
著訳者プロフィール
●末木 文美士:1949年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。比較思想学会会長。専門は仏教学・日本思想史。仏教を含めた日本思想史・宗教史の研究とともに、広く哲学・倫理学の文脈のなかで、現代に生きる思想としてそのあり方を模索。『日本宗教史』(岩波新書)、『日本仏教史』『仏典をよむ』(新潮文庫)、『日本仏教入門』(角川選書)、『草木成仏の思想』(サンガ)、『親鸞』(ミネルヴァ書房)など、著書多数。
目次
はじめに
1 自然と人間
空海 『弁顕密二教論』
鴨長明 『方丈記』
安藤昌益 『統道真伝』
宮沢賢治 『二十六夜』
南方熊楠 『土宜法龍宛書簡』
2 死者からの問いかけ
源信 『往生要集』
慈円 『愚管抄』
平田篤胤 『霊の真柱』
柳田国男 『先祖の話』
田辺元 『メメント モリ』
〈日本の思想を考える1〉三つの伝統
3 超俗から世俗へ
最澄 『山家学生式』
法然 『選択本願念仏集』
叡尊 『感身学正記』
夢窓 『夢中問答集』
蓮如 『蓮如文集』
鉄眼 『化縁の疏』
4 身体への眼差し
栄西 『喫茶養生記』
明恵 『夢記』
聖戒 『一遍聖絵』
世阿弥 『風姿花伝』
一休 『狂雲集』
白隠 『夜船閑話』
5 仏教の真髄
親鸞 『教行信証』
道元 『正法眼蔵』
無住 『沙石集』
不干斎ハビアン 『妙貞問答』
鈴木正三 『驢鞍橋』
富永仲基 『出定後語』
和辻哲郎 『古寺巡礼』
〈日本の思想を考える2〉大伝統をどう見るか
6 「日本」とはなにか
『古事記』
本居宣長 『紫文要領』
内村鑑三 『基督信徒のなぐさめ』
中山みき 『みかぐらうた』
鈴木大拙 『日本的霊性』
西田幾多郎 『場所的論理と宗教的世界観』
丸山真男 『日本の思想』
7 社会と国家の構想
日蓮 『立正安国論』
伊藤仁斎 『童子問』
吉田松陰 『講孟余話』
福沢諭吉 『文明論之概略』
清沢満之 『精神主義』ほか
『国体の本義』
『日本国憲法』
年 表
ブックガイド
あとがき
#角川学芸出版
#一般書
#単行本
#単行本(学芸出版)
#ノンフィクション
#ノンフィクション
#末木 文美士
転換期をいかに生きるか。伝統、日本とはなにか。現代人ための日本思想入門
転換期をいかに生きるか。伝統とは、日本とはなにか。古事記、 仏典から国家論、そして日本国憲法まで――。
思想史を彩る43編を、現代人のために今、ひらく。
「自然を考え、人間を考え、社会や国家を考えるのに、先人たちはこんなにすばらしいさまざまなヒントを与えてくれる。日本の思想がこれほど多様で新鮮なアイディアに満ちていることに、読者は驚くであろう。あらゆる側面で行き詰まり、閉塞状況に陥った今日、過去を顧みることは決して逃避ではなく、むしろそこにこそ未来へと向かう豊かな源泉がある。それを生かさずに、どうしてこれからの日本を築くことができるのであろうか。そんな思いを共有できる人が、少しでも出ることを心から願っている。」(著者)
著訳者プロフィール
目次
1 自然と人間
空海 『弁顕密二教論』
鴨長明 『方丈記』
安藤昌益 『統道真伝』
宮沢賢治 『二十六夜』
南方熊楠 『土宜法龍宛書簡』
2 死者からの問いかけ
源信 『往生要集』
慈円 『愚管抄』
平田篤胤 『霊の真柱』
柳田国男 『先祖の話』
田辺元 『メメント モリ』
〈日本の思想を考える1〉三つの伝統
3 超俗から世俗へ
最澄 『山家学生式』
法然 『選択本願念仏集』
叡尊 『感身学正記』
夢窓 『夢中問答集』
蓮如 『蓮如文集』
鉄眼 『化縁の疏』
4 身体への眼差し
栄西 『喫茶養生記』
明恵 『夢記』
聖戒 『一遍聖絵』
世阿弥 『風姿花伝』
一休 『狂雲集』
白隠 『夜船閑話』
5 仏教の真髄
親鸞 『教行信証』
道元 『正法眼蔵』
無住 『沙石集』
不干斎ハビアン 『妙貞問答』
鈴木正三 『驢鞍橋』
富永仲基 『出定後語』
和辻哲郎 『古寺巡礼』
〈日本の思想を考える2〉大伝統をどう見るか
6 「日本」とはなにか
『古事記』
本居宣長 『紫文要領』
内村鑑三 『基督信徒のなぐさめ』
中山みき 『みかぐらうた』
鈴木大拙 『日本的霊性』
西田幾多郎 『場所的論理と宗教的世界観』
丸山真男 『日本の思想』
7 社会と国家の構想
日蓮 『立正安国論』
伊藤仁斎 『童子問』
吉田松陰 『講孟余話』
福沢諭吉 『文明論之概略』
清沢満之 『精神主義』ほか
『国体の本義』
『日本国憲法』
年 表
ブックガイド
あとがき