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八幡神とはなにか
9784044094607
八幡神とはなにか
著者:
飯沼 賢司
836
円(税込)
発売日
2014年03月25日
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ISBN コード : 9784044094607
サイズ :文庫判 総ページ数: 256
商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.0 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
仏と神をつなぐ新たな国家神とは? いまだ謎多き八幡神の実像に迫る。
東大寺の盧舎那大仏建立を契機に、九州宇佐の地から八幡神が入京した。名も知れぬ辺境の神は、なぜ突如歴史の舞台に登場し、日本の神と仏をつなぐ国家神となったのか。道鏡事件、承平・天慶の乱、鎮護国家や摂関政治体制の確立――「託宣」という神の声を発しながら、各時代の政治と宗教に深く関わり、変容し続けてきた足どりを辿る。神仏習合の形成に着目し、謎多き「時を生きる国家神」の実像を解き明かす、新八幡神論!
著訳者プロフィール
●飯沼 賢司:1953年、長野県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程(日本史専攻)に進学。97年より別府大学教授、2008年より同大学大学院文学研究科長。専攻は、日本古代中世史、家族史、環境歴史学。著書に 『環境歴史学とはなにか』(山川出版社)、『経筒が語る中世の世界』(編著、思文閣出版)、『図説 大分県の歴史シリーズ 4巻』(監修/編著、郷土出版社)などがある。
目次
プロローグ
第一章 鎮護国家の神の出現
一 八幡神の登場
二 神と仏の遭遇
三 鎮護国家の神への道
第二章 仏に帰依した神
一 菩薩皇帝聖武と八幡神
二 大菩薩への道
第三章 神仏習合と御霊
一 薦枕の成立と託宣の凋落
二 応神霊=八幡大菩薩の成立と展開
第四章 八幡宇佐宮と八幡石清水宮の統合
一 宇佐宮弥勒寺と王城鎮護石清水八幡宮
二 宗教権門としての八幡宮寺の成立
三 権門八幡宮寺の展開
エピローグ
主要参考文献・史料一覧
あとがき
文庫版あとがき
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#飯沼 賢司
仏と神をつなぐ新たな国家神とは? いまだ謎多き八幡神の実像に迫る。
東大寺の盧舎那大仏建立を契機に、九州宇佐の地から八幡神が入京した。名も知れぬ辺境の神は、なぜ突如歴史の舞台に登場し、日本の神と仏をつなぐ国家神となったのか。道鏡事件、承平・天慶の乱、鎮護国家や摂関政治体制の確立――「託宣」という神の声を発しながら、各時代の政治と宗教に深く関わり、変容し続けてきた足どりを辿る。神仏習合の形成に着目し、謎多き「時を生きる国家神」の実像を解き明かす、新八幡神論!著訳者プロフィール
目次
プロローグ
第一章 鎮護国家の神の出現
一 八幡神の登場
二 神と仏の遭遇
三 鎮護国家の神への道
第二章 仏に帰依した神
一 菩薩皇帝聖武と八幡神
二 大菩薩への道
第三章 神仏習合と御霊
一 薦枕の成立と託宣の凋落
二 応神霊=八幡大菩薩の成立と展開
第四章 八幡宇佐宮と八幡石清水宮の統合
一 宇佐宮弥勒寺と王城鎮護石清水八幡宮
二 宗教権門としての八幡宮寺の成立
三 権門八幡宮寺の展開
エピローグ
主要参考文献・史料一覧
あとがき
文庫版あとがき