〈わたし〉の哲学 オートポイエーシス入門

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〈わたし〉の哲学 オートポイエーシス入門

1,760円(税込)
発売日2014年05月22日
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  • ISBN コード : 9784047035416
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 232ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

私とは何か? 生きるとは何か? 究極の問いに答える実践哲学への招待。

〈目次〉
はじめに
序章 束の間の少年 〈少年知〉の輪郭
1 ピーターパン
2 少年の「類似体」
3 ピーターパン2
第1章 不思議さのさなかを生きる 寺田寅彦(一八七八〜一九三五年):永遠の科学少年
1 少年が生きる不思議さの感覚
2 多様な現象を見る眼の形成
3 自己組織化する世界のなかで
4 完成による推論
第2章 身の丈を一歩超え続ける アンリ・マティス(一八六九〜一九五四年):終わりのない工夫の連鎖
1 「ふんわりとした開放感」の人
2 色の発見
3 時代の偶然
4 相棒
第3章 成熟しないシステム 坂口安吾(一九〇六〜一九五五年):人間の番外地
1 無垢の魂
2 おのずと欠落していくものへの快と「悲哀」
3 〈束の間の少年〉の結晶体
4 異系発達の者たちの傍らにいる安吾
終章 オートポイエーシス少年 哲学の彼方へ
1 オートポイエーシスとは何か
2 オートポイエーシスの応用
あとがき
参考文献

著訳者プロフィール

●河本 英夫:1953年、鳥取県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(科学史・科学基礎論)。現在、東洋大学文学部哲学科教授。専門は哲学・システム論・科学論。次世代型システム論「オートポイエーシス」を展開し、現象学、精神病理学、リハビリ、アートなど多彩な現場とコラボレーションを行う。著書に『オートポイエーシス』『メタモルフォーゼ』(共に青土社)、『システム現象学』『損傷したシステムはいかに創発・再生するか』(共に新曜社)などが、訳書に荒川修作+M・ギンズ『建築する身体』(春秋社)などがある。
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