カドカワストア
すべて
一般文庫・新書
ライトノベル・BL・TL・新文芸
コミック・コミックエッセイ
文芸・ノンフィクション
ビジネス・資格・自己啓発・雑学・IT
美容・健康・料理・趣味・実用
学参・辞典・語学・児童書
雑誌・ムック
攻略本・TV・映画・タレント本
写真集・カレンダー・年賀状・その他
映像・音楽・ゲーム・ソフト
フィギュア・ホビー・アパレル
カード・その他グッズ
利用可能なお支払方法
人類は、このふくらみに何をみてきたのか?
自然の豊饒を象徴するエジプト神話の女神イシス、イヴの裸体に重ねられたキリスト教の罪の概念、19世紀パリの露出趣味、大きさや形に対するコンプレックスと人工器具――。紀元前の昔から、人々は乳房のふくらみに惹かれ、そこに様々なイメージを投影してきた。稀代の趣味人にして大蒐集家ロミが集めた200点を超えるポスター、絵画、カードなどの資料図版を一挙に掲載。あっと驚く表象の歴史をたどる、空前絶後の乳房大全。著訳者プロフィール
●高遠 弘美:1952年生まれ。フランス文学者。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、明治大学教授。著書に『乳いろの花の庭から』、『プルースト研究』、共著に『七世竹本住大夫 私が歩んだ90年』など。訳書に『消え去ったアルベルチーヌ』、『完全版 突飛なるものの歴史』、『悪食大全』、『完訳Oの物語』などがある。現在、プルースト『失われた時を求めて』の個人全訳に取り組んでいる。
目次
第一章 歴史をたどり風俗からみた乳房
第二章 文学にみる乳房の強迫観念
第三章 乳房用語集
ロミ『乳房の神話学』に寄せて ロー・デュカ
「乳いろの花の庭から」―ロミのために 高遠弘美