英EU離脱 どう変わる日本と世界 経済学が教えるほんとうの勝者と敗者

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英EU離脱 どう変わる日本と世界 経済学が教えるほんとうの勝者と敗者

1,540円(税込)
発売日2016年08月03日
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  • ISBN コード : 9784046017918
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 216ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 13.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

英EU離脱は「世界史上の大事件」? これが知るべき日本と世界の未来だ!

「あとから振り返ってみれば、今日は世界史上の大事件になるかもしれない」


2016年6月23日、誰もがその結果に驚愕した英EU離脱の国民投票。メディアはイギリス経済の崩壊を煽り、「第二のリーマン・ショック」が近いとの声も聞こえたが、そうしたシナリオはほんとうに正しいのか? 

本書はリーマン・ショックのあと、「新興国ブームの終焉」を的中させた気鋭の人気エコノミストが、経済学の教えに従って感情に惑わされることなく、「英EU離脱後」の日本と世界の未来を冷徹に読み解いたものである。

はたして英EU離脱で、致命的な悪影響を受けるのは誰なのか? ドイツ経済はこのまま繁栄するのか? 国際金融特区シティの行方から「タックスヘイブン」問題の展開まで、そこで語られるのは、メディアがかたくなに口を閉ざしてきた世界経済の予想図だ。

さらには「イベント資本主義」ともいわれる先のみえない時代、われわれはどう「経済」と向き合えばいいのか? 「マイナス金利」のなかでの資産運用のポイントから、「円は安全資産」論の真実まで、日本人がいま絶対に知るべきことを、惜しげもなく詰め込んだ一冊。


内容例:/EU離脱派は「知的レベルが低い」?/「悪化シナリオ」ではインフレ率が急上昇?/悲観的な中長期予測は「残留派」の主張と同じ/ポンド安を心配しないイギリス当局/なぜソロス氏はドイツ銀行株を信用売りしたのか/苦しむ投資銀行、中東問題……欧州の「不確実性」とは/イギリスのEC加盟を二度拒絶したド・ゴール/ユーロ創設をドイツに飲ませたフランスの思惑/ドイツ経済「独り勝ち」にも変化の兆しが……/「フォルクスワーゲン問題」の巨大なインパクト/なし崩し的に終わりそうな「パナマ文書」問題/資産運用の視点で英EU離脱を考える/「イベント資本主義」のなかで煽動に騙されるな/「ランダムウォーク」に勝てない為替の専門家たち/財政破綻を語ってから「円は安全資産」という愚かさ/「リスクオフ」局面での円投資は儲かるのか ……ほか

著訳者プロフィール

●安達 誠司:1965年生まれ。エコノミスト。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、富士投信投資顧問、クレディ・スイスファーストボストン証券会社経済調査部、ドイツ証券経済調査部シニアエコノミストを経て、丸三証券経済調査部長。著書に、『恐慌脱出‐‐危機克服は歴史に学べ』(東洋経済新報社、2009年政策分析ネットワーク章受賞)、『円高の正体』(光文社新書)、『ユーロの正体‐‐通貨がわかれば、世界がみえる』(幻冬舎新書)などがある。
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