「考える人」は本を読む

「考える人」は本を読む

880円(税込)
発売日2017年04月10日

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  • ISBN コード : 9784040821139
  • サイズ : 新書判 総ページ数: 288ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 12.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

言葉が軽くなっていませんか? 「考える」ヒントになるとっておきの25冊

糸井重里さんに推薦をいただきました!

「河野さんは読書の森の管理人だ。
木を見て、なおかつ森を見ている人。」

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【目次】
1 読書を考える

『それでも、読書をやめない理由』 デヴィッド・L・ユーリン 柏書房
『〆切本』 左右社
『「本屋」は死なない』 石橋毅史 新潮社
『ボン書店の幻――モダニズム出版社の光と影』 内堀弘 ちくま文庫

2 言葉を考える
『わが盲想』 モハメド・オマル・アブディン ポプラ社
『僕らの仕事は応援団。――心をゆさぶられた8つの物語』 我武者羅應援團 大和書房
『スローカーブを、もう一球』 山際淳司 角川文庫
『展望台のある島』 山川方夫 慶應義塾大学出版会 

3 仕事を考える
『思い出し半笑い』 吉田直哉 文藝春秋
『姉・米原万里――思い出は食欲と共に』 井上ユリ 文藝春秋
『夜中の電話――父・井上ひさし 最後の言』 井上麻矢 集英社インターナショナル
『作家が死ぬと時代が変わる』 粕谷一希 日本経済新聞社

4 家族を考える
『小倉昌男 祈りと経営――ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの』 森健 小学館
『秋山祐徳太子の母』 秋山祐徳太子 新潮社
『願わくは、鳩のごとくに』 杉田成道 扶桑社
『「私」を受け容れて生きる――父と母の娘』 末盛千枝子 新潮社

5 社会を考える
『広告は、社会を揺さぶった――ボーヴォワールの娘たち』 脇田直枝 宣伝会議
『大東京 ぐるぐる自転車』 伊藤礼 東海教育研修所
『ゴミが降る島』 曽根英二 日本経済新聞社
『ジーノの家』 内田洋子 文藝春秋

6 生と死を考える
『さもなくば喪服を』 D・ラピエール&L・コリンズ ハヤカワ文庫
『へろへろ――雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』 鹿子裕文 ナナロク社
『モリー先生との火曜日』 ミッチ・アルボム NHK出版
『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』 ランス・アームストロング 講談社文庫
『つながりあういのち』 千石正一 ディスカヴァー・トゥエンティワン

著訳者プロフィール

●河野 通和:1953年岡山市生まれ。編集者。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業後、78年中央公論社(現中央公論新社)に入社。おもに雑誌編集にたずさわり、「婦人公論」編集長、雑誌編集局長兼「中央公論」編集長などを歴任。2008年退社。09年日本ビジネスプレス特別編集顧問。10年新潮社に入社し、雑誌「考える人」の編集長となり、6年9か月務める(17年春号で休刊)。週に一度配信されるメールマガジンは、内容の濃さと分量で1万8000人を超える登録者に愛読された。著書に『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)がある。

目次

 雑誌「考える人」の編集長を6年9か月つとめ、またかつては「中央公論」「婦人公論」の編集長を歴任するなど、本と向かい合い続けてきた著者。考えることが減ってしまった私たちに、本を通して、知の豊かさを伝えてくれます。
【内容紹介】
 著者は、雑誌「考える人」の制作と並行して、週刊で書籍紹介を主とするメールマガジンを配信していました。週刊とは思えない分量と内容の濃さで、1万8000人を超えるファンに愛読されました。紹介された本がAmazonで品切れになることもしょっちゅう。ある版元では、重版のきっかけになったりもしたそうです。「考える人」は残念ながら4/4発売の号で休刊となってしまいましたが、本書はそのメルマガの中から、「考える」ためにヒントをくれる25冊を集めました。

 仕事も勉強も人間関係も、困ったときはまず「検索」が当たり前の毎日。便利さの反面で失ってしまった「考える時間」を、一冊の本が連れてきてくれるかもしれません。読書案内ではありますが、読みながらなぜか胸が熱くなる場面も多くあります。静かに穏やかに読書したくなる、そんな作品です。
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