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クリスマスにはなぜ贈り物をするの? 20世紀最大の人類学者がときあかす
戦後フランスで巻き起こったサンタクロース論争を起点に、現代社会における大人と子ども、死者と生者、そして人類にとっての贈与の意味に切り込んでいく。日仏の人類学者が競演するクリスマス論の名著、新装版。著訳者プロフィール
●中沢 新一:1950年生。明治大学野生の科学研究所所長。東京大学大学院人文科学研究科博士過程満期退学。思想家、人類学者。『アースダイバー』『大阪アースダイバー』『野生の科学』(全て講談社)、『僕の叔父さん 網野善彦』『日本の大転換』(共に集英社新書)、『古代から来た未来人 折口信夫』(ちくまプリマー新書)、『チベットのモーツァルト』『森のバロック』(共に講談社学術文庫)、『三万年の死の教え』(角川ソフィア文庫)など著書多数。近著に『吉本隆明の経済学』(筑摩選書)、『日本文学の大地』(KADOKAWA)がある。