花祭
柳田や折口にも衝撃を与えた、民俗学の不朽的名著。
定価:
1,540円(税込み)
発売日:2017年10月25日
神人和合や五穀豊穣・無病息災のため鎌倉時代に始まった花祭は、天竜川水系に伝わる神事芸能。滋味深い挿絵と平易な文章で花祭の全てが分かる、柳田国男・折口信夫にも衝撃を与えた民俗芸能の代表的古典。
- ISBN コード : 9784044002770
- サイズ : 文庫判 総ページ数: 416ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 15.0 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●早川 孝太郎:1889(明治22)年12月20日〜1956(昭和31)年12月23日。大正から昭和時代の民俗学者。画家を志して松岡映丘に師事。松岡映丘の兄・柳田國男に師事し、多くの民俗調査を行った。愛知県奥三河の花祭と呼ばれる神楽を調査して『花祭』を刊行。農山村民俗の実地調査につとめた。
・花祭概説
問題の地域
各種の祭り
すべて二十三ヵ所
二つの系統
行事の概観
冬の夜の祭
祭りの場所
祭りの形式
・祭祀の構成
・祭場と祭具
祭 場
祭場に要する祭具
衣 裳
舞 道 具
・儀式的行事
記述の順序
第一日の祭祀
第二日の祭祀
儀式開始より舞いにはいるまで
舞いおわって後の儀式
・舞 踊
舞いの種目
市 の 舞
青少年の舞
面形による舞
・音楽と歌謡
楽と拍子
歌 謡
・祭りにあずかる者
主体となるもの
禰 宜
みようど
一般参与の者
祭りにそえて