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生産性を上げるヒントは、ドイツにある
日本よりも年300時間少なく働き、なぜドイツは「日本の1.5倍」 の生産性があるのか。ドイツ・ビジネス業界に20年身を置いた著者が、一流ビジネスパーソンの生産性の秘密に迫る。
「そもそも残業しない、と決めている」
「決定はすぐやる、作業は明日でいい」
「会議は、その目的をはっきりさせる」
「休暇の予定を社内で見える化」
「“上下”の報・連・相は限定的」
「超・簡潔なメール文」……
こうした働き方の背景には、「労働を人生の中でどう位置づけているか」「自立・独立の意識」「優先順位をつける考え方」「コミュニケーションのとり方」など、日本とは違う考え方があると著者は分析します。
ひとつのヒントとして私たちが少し取り入れれば、生産性が高まり、快適な働き方に近づくことができるのです。
著訳者プロフィール
目次
序章 「生産性」――日本とドイツで差がつく理由
1章 「自立・独立の考え方」が生産性に直結 【意識】
2章 報告、会議「それは本当に必要?」【コミュニケーション】
3章 退社時刻を決める、優先順位を考える【時間管理】
4章 フラットな組織は「スピード」が速い【チーム】
5章 まず「休む」、その後に「仕事」がある 【生き方】
おわりに 日本人には「いいもの」がある。「少し変えるだけ」でいい