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昭和28年夏、男たちの壮絶な諜報戦。日本の未来を問う、渾身の衝撃作!
昭和28年、夏。かつて日本海軍の空母だった豪華客船・アグライア号が改造後初の航海に出る。大臣の護衛として乗船した入江秀作は、実は保安隊(現在の陸上自衛隊)情報部に所属する諜報員で、機密情報“カサンドラ”を持ち出したスパイを突きとめ、その流出を阻止するという特務を帯びていた。
船内で入江は、陸軍中野学校の同期だった佐賀の弟・道夫と十数年ぶりに再会するが、その夜殺人事件が発生。被害者はマーク中だった物理学者・波照間だった。そして第2、第3の殺人が……。
誰が敵で誰が味方か。戦後史の裏に隠された、いまだ癒えぬ傷をかかえた男たちの、壮絶な諜報戦。日本の未来を問う、著者渾身の船上サスペンス!
著訳者プロフィール
目次
第二章 舵を切る悪魔
第三章 襲撃
第四章 スリーパーは踊る
第五章 心臓の正体
第六章 アポロンの呪い
第七章 悪魔を喰らう
第八章 あといちどの太陽
第九章 美しい詩
第十章 祈りの船
終章