滅びの季節に《花》と《獣》は 〈下〉

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滅びの季節に《花》と《獣》は 〈下〉

著者: 新 八角
イラスト: フライ
737円(税込)
発売日2018年04月10日
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  • ISBN コード : 9784048937887
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 360ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 18.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

もう二度とその手を放さない――。《花》と《獣》の異形なる恋に奇蹟を。

 ――それは、永久の別れなのか。
《天子》の襲来からスラガヤを護り抜いた末、《銀紋》の力を使い果たした二人。肉体は限界を迎え、《貪食の君》は深き眠りに就く。もう一度クロアを抱きしめたいという、淡く切なる願いと共に。
 独り取り残されたクロアは、朽ち滅びた地下街エルラムで、《銀紋》を持たない謎の集団に囚われていた。一方スラガヤでは、クロアを聖女の再来と謳うリリアン教が街の変革に動き出す。滅び行く世界の歩みは、もはや止める術もない。
 しかし二人に待ち受ける過酷な運命は、古き二つの記憶を呼び起こす。かつて一人の青年が手にした幸福と悔恨、一人の少女が残した想いと希望。その果てに、三百年の月日を超えた一つの奇蹟が蘇る。
 異形なる恋物語、その結末は。

著訳者プロフィール

●新 八角:第22回電撃小説大賞<銀賞>受賞
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