平安あかしあやかし陰陽師 怪鳥放たれしは京の都
彼こそが、安倍晴明の歴史に隠れし師匠!
定価:
682円(税込み)
発売日:2018年10月15日
- ISBN コード : 9784040729282
- サイズ : 文庫判 総ページ数: 288ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 11.0 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●遠藤 遼:東京都生まれ。著作に『浅草洋食亭のしあわせごはん』(メゾン文庫)、『京都伏見・平安旅館 神様見習いのまかない飯』(スターツ出版文庫)「奈良町あやかし万葉茶房」シリーズ(双葉文庫)や、「週末陰陽師」シリーズ(SKYHIGH文庫)など。
読み応えあるストーリー展開と、人間味あふれる登場人物たちのかけあいで、多くの読者を魅了する物語を描く、ストーリーテラー。
読み応えあるストーリー展開と、人間味あふれる登場人物たちのかけあいで、多くの読者を魅了する物語を描く、ストーリーテラー。
序
第一章 肝試し後始末
第二章 月夜の怪鳥
第三章 弘徽殿の怪
第四章 藤壺
かりそめの結び
この平安の陰陽師たちが最も畏れる男・賀茂光栄(かものみつよし)。安倍晴明の師であり、架空の人物ともされしその正体は――女性とも見間違う年齢不詳の美青年だった。
幼なじみの歌人・藤原為頼(ふじわらのためより)が光栄の元を訪れると、光栄はたぐいまれな観察眼で訪問の目的を見破る。驚く為頼に光栄は微笑んだ。「このくらい見抜けねば、陰陽師は務まらぬさ」そして為頼から語られたのは、麗しき罠に誘われた青年貴族の話で……。
安倍晴明に鬼才と言わしめた陰陽師が、あやしき影と対峙する宮廷絵巻。これより開宴――!