こうして誰もいなくなった
祝・有栖川有栖作家デビュー30周年! ファン必読、極彩色の作品集!
定価:
1,760円(税込み)
発売日:2019年03月06日
- ISBN コード : 9784041078549
- サイズ : 四六判 総ページ数: 400ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 27.4 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●有栖川 有栖:1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。
伊勢湾に浮かぶ、通称「海賊島」に招かれた10名の男女。
仮想通貨で巨万の富を得た大富豪、「デンスケ」の招待によるミステリアスなバカンスは、予想外の断罪で幕を開けた。
死亡事故を起こしたモデル、ブラック企業の社長、その肩を持つ政治家、「悪の食物連鎖の頂点に立つ」弁護士……。
次々暴かれる招待客達の悪行、そして恐るべき殺人事件が……。
有栖川有栖があの名作「そして誰もいなくなった」を再解釈し、
大胆かつ驚きに満ちたミステリに仕上げた表題作をはじめ、
ラジオドラマ脚本として描かれ、小説としては世に出ていない掌編や、
自殺志願者の恐怖と悔恨を描く傑作ホラー「劇的な幕切れ」、
書店店長の名推理が痛快な日常ミステリ「本と謎の日々」など、
一作たりとも読み逃せない名作揃い。
有栖川有栖作家デビュー30周年記念を飾る、華麗なる傑作作品集!!