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スケールが大きすぎて、気になってしょうがない宇宙科学の話を集めました!
フォロワー19万人超、ツイッター「気になる宇宙」運営者による、宇宙科学の最新ネタが1冊に!2019年7月25日には、東京などあとかたもなくすべて吹き飛んでしまうような威力をもつ、小惑星が地球のすぐ近くを通過していたことが分かり、話題となりました。しかもその小惑星の正確な軌道がわかったのは、地球をかすめる、わずか数時間前! 人間ができることといえば、自分の住んでいるところに落ちてこないことを必死に祈るだけ、いつ地球上の大都市が吹き飛んでしまうかわからない状況にわたしたちは暮らしているのです。本書では、そうした思わず「やべー」と口走ってしまうような、ちょっとこわくて面白い宇宙の話を集めました。また、noteで反響を呼んだ、「宇宙で死んだ犬の話」を加筆修正して収録。
本書を読めば、とんでもない宇宙の中の地球で生きる、私たちのちっぽけさと奇跡を感じずにはいられないはず!
著訳者プロフィール
●榎戸 輝揚:宇宙物理学者。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。スタンフォード大学、理化学研究所を経て、NASAゴダード宇宙飛行センターへ。超新星爆発の後に残される不思議な天体「中性子星」を、国際宇宙ステーションに設置したX線望遠鏡などで観測している。2015年からは、多様な分野で創造性に富んだ人材を国際公募する京都大学白眉プロジェクトに参画。天文学のみならず、学術系クラウドファンディングを駆使して冬の雷や雷雲から放たれる「ガンマ線」を調査する「雷雲プロジェクト」の中心メンバーとしても研究を推し進めている。
目次
Chapter1 こわすぎて白目になりそうな宇宙現象
Chapter2 地球の常識ではついていけない宇宙の天体
Chapter3 ほとんどの人が意外に知らない宇宙のあれこれ
Chapter4 無限の宇宙にいるかもしれない「生命」の話
コラム 「片道切符だった 宇宙で死んだ犬の話」