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小公子

著: バーネット
訳: 羽田 詩津子
836円(税込)
発売日2021年01月22日
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  • ISBN コード : 9784041095256
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 288
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

セドリック少年の愛と思いやりが、読む人の心を幸せで包みこむ

ニューヨークの下町で母親と暮らす少年セドリックは、金色の巻き毛に愛くるしい顔立ち、そして誰とでもすぐに友だちになれる天真爛漫な男の子。ある日、イギリスの貴族である祖父の跡取りとして迎えられることになり、母とともに海を渡る。だが、冷酷な祖父ドリンコート伯爵は、アメリカ人の母親を憎み、ふたりを引きはなそうとしていた。それでも、人を疑うことを知らないセドリックは、祖父を慕い、よい伯爵になろうと無心に努力する。その姿が周囲の人々の心をつかみ、いつしか老伯爵の心も打ち解けていくが……突然、衝撃の事件が巻き起こり、運命の歯車が動きだす――!

著訳者プロフィール

●バーネット:フランシス・ホジソン・バーネットは、1849年、イギリス・マンチェスターの裕福な家に生まれるが、幼くして父を亡くし、16歳で一家とともにアメリカへ移住。家計を助けるために、女性向け月刊誌で小説の執筆をはじめる。1873年、医者のスワン・バーネットと結婚し、二人の男の子をもうける。1886年に次男ヴィヴィアンをモデルにした『小公子』を発表し、好評を博す。1888年に『セーラ・クルー』(のちに『小公女』と改題)、1909年に『秘密の花園』を発表する。ニューヨーク州で余生を送り、1924年、同地にて死去。
●羽田 詩津子:英米文学翻訳家。東京都生まれ。お茶の水女子大学英文学科卒。児童向け映画原作、小説、ミステリー、ノンフィクションなど、幅広いジャンルで活躍中。おもな訳書に、アガサ・クリスティ『アクロイド殺し』、リリアン・J・ブラウン「シャム猫ココ」シリーズ(以上早川文庫)、P.D.ジェイムズ『高慢と偏見、そして殺人』(早川書房)、フィル・ホーガン『見張る男』、バーネット『秘密の花園』(以上角川文庫)など多数。

目次

第1章 思いがけないできごと/第2章 セドリックの友人たち/第3章 故国をあとにして/第4章 イギリスに着いて/第5章 ドリンコート城で/第6章 伯爵と孫息子/第7章 教会で/第8章 乗馬を練習する/第9章 気の毒な家々/第10章 とんでもない知らせ/第11章 アメリカでの心配/第12章 ふたりの小公子フォントルロイ/第13章 ディック、助けに向かう/第14章 真実の発覚/第15章 八歳の誕生日