檻の中の裁判官 なぜ正義を全うできないのか

檻の中の裁判官 なぜ正義を全うできないのか

1,034円(税込)
発売日2021年03月10日

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  • ISBN コード : 9784040823775
  • サイズ : 新書判 総ページ数: 320ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 14.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

国家に“人事と金”を握られ良心を捻じ曲げられた囚人たちが冤罪を生み出す

元判事、ベストセラー『絶望の裁判所』著者による、
司法批判の集大成!

平成の司法制度改革は大失敗!?
政府と電力会社に追随した根拠なき「原発再稼働容認」、
カルロス・ゴーン事件で改めて露見した世界的に特異な「人質司法」、
参加者の人権をないがしろにした「裁判員裁判」、
国家が犯人1人に責任を押し付ける「死刑制度」……
閉ざされ歪んだ司法の世界にメスを入れ、改善への道を示す!


● 出世コースに乗れば生涯収入7億超えも!
「天下り」もあり、国家に逆らえない。
● 無罪判決や行政に不利な判決を出した判事たちは
人事や異動で報復を受けた。
● 在野の法律家から判事を選任する「法曹一元制度」を
活用し、“市民のための司法”を取り戻せ!

著者が岡口基一裁判官のSNS発信・表現の問題にも初めて言及!


〈目次〉
第1章 個人としての裁判官とその問題
第2章 官僚・公人としての裁判官
第3章 裁判官の仕事とその問題点
第4章 裁判官の本質と役割――儀礼と幻想の奥にあるもの
第5章 戦後裁判官史、裁判官と表現
第6章 法曹一元制度と裁判官システムの未来

著訳者プロフィール

●瀬木 比呂志:1954年名古屋市生まれ。東大法学部卒。在学中に司法試験に合格。1979年以降裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務。2012年明治大学教授に転身、専門は民事訴訟法・法社会学。在米研究2回。著書に、『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』『民事裁判入門』、小説『黒い巨塔 最高裁判所』(いずれも講談社)、『リベラルアーツの学び方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『民事訴訟法』『民事保全法』(ともに日本評論社)等の専門書6冊。『ニッポンの裁判』により第2回城山三郎賞を受賞。

目次

第1章 個人としての裁判官とその問題
第2章 官僚・公人としての裁判官
第3章 裁判官の仕事とその問題点
第4章 裁判官の本質と役割――儀礼と幻想の奥にあるもの
第5章 戦後裁判官史、裁判官と表現
第6章 法曹一元制度と裁判官システムの未来
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