いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯 下

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いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯 下

1,870円(税込)
発売日2020年12月18日
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  • ISBN コード : 9784041110188
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 296ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 21.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

決起の裏に隠された、 四十七人の悲願。明かされる復讐劇の黒幕とは。

赤穂の田舎侍が――。元禄十四年、赤穂藩主・浅野内匠頭は江戸城・松の廊下で吉良上野介に対し刃傷沙汰を起こし、即日切腹の裁定が下される。赤穂藩士は堀部安兵衛ら急進派が目論む吉良への仇討ちとお家再興の間で揺れ動く。双方の志と痛みを受け止めた家老・大石良雄は全てを擲つ覚悟で、訪れるであろう復讐の時を待っていた。そして明らかになる良雄の周到な計画と、時代を超えた復讐の狙い。良雄の計画を影で支える四十八番目の志士の正体とは? 日本史上最も有名な復讐劇を独自の視点で描き切った時代長篇、完結!

著訳者プロフィール

●伊集院 静:1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

目次

第六章 騒乱の春        
第七章 赤穂浪士        
第八章 刃向は東へ
第九章 春賦の海
第十章 いとまの雪
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