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読めば「あの名曲の何がすごいか」が語れるようになる!
【村上隆氏、激賞】「みの批評は脳内シナプスが繋がる快感スイッチです。」
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YouTube「みのミュージック」で独自の音楽批評をおこない、多くの大人たちを魅了する著者。
本書は、20世紀ポップスの歴史にフォーカスし、世界そして日本の音楽がどのような発展を遂げてきたかを解説します。
アーティストというのは一見すると、あまり深く考えずノリで、自分たちの好きなことをやって、偶然スターになったと誤解されがちです。
しかし、20世紀のルーツミュージックからしっかりたどれば、彼らの活躍にれっきとした理由を感じ取ることができます。
経済変革、人種問題、紛争、技術革新、インターネット、産業構造の変化……、
社会の大きな流れと向き合い、「芸術」へと昇華させたことで、世界のリスナーたちを虜にしています。
地に足着けた、マーケティング術、リーダーシップ、リスク管理能力の高さも必見です。
あらゆる逆境を越えて世界を制した激熱エピソードの数々に、心が震えること間違いしなし。
そんな思いを込めて、本書を『戦いの音楽史』と名づけました。
私たちは音楽に対して、好きなジャンルやアーティスト以外は食わず(聴かず)嫌いな一面を持っています。
「音楽を知る」というのは、誰かと出会って親交を深めていく過程と似ています。名前、出自、性格、などを知るうちに自分との共通点を見つけ、親近感がわいてくる――。
音楽も歴史背景を知ることで、いままで触れてこなかったジャンルも、意外な面白さや奥深さに気づく可能性があるのです。
さあ新しい音楽との出合いをもとめて、本書を手に取り、みのと一緒にタイムスリップしましょう。
著訳者プロフィール
目次
第2章 【伝播】 ロックンロールは不良の音楽か?(1950年代〜)
第3章 【熱狂】 ビートルズがやってきた(1960年代〜)
第4章 【変化】 ロックは、派生の時代に突入する(1970年代〜)
第5章 【逆転】 白けたムードを打破したアングラの大成(1980年代〜)
第6章 【軋轢】 ヒップホップに込めるブラックパワー(1990年代〜)
終章 【挑戦】 音楽とインターネットは共存できるか(2000年〜)