展覧会の「怖い絵」

展覧会の「怖い絵」

924円(税込)
発売日2022年02月22日

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  • ISBN コード : 9784041118931
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

社会現象を巻き起こした、異色の美術展の「恐怖」と「興奮」がよみがえる!

美女の口元から垂れた生贄の血が、点々と羽毛に染みを作る『飽食のセイレーン』──作品に込められた重要なダブル・イメージとは? その酒を飲めば豚に変えられてしまう『オデュッセウスへ杯を差し出すキルケ―』──妖艶な魔女の背景に描かれた、数々のアイテムが示す意味とは? 入場者数68万人超、最長3時間半待ちの大行列。美術史に残る大ヒットとなった「怖い絵」展を監修者の著者が解説。リアルに匹敵する、永久保存版「読む」展覧会!

著訳者プロフィール

●中野 京子:作家・ドイツ文学者。北海道生まれ。2017年「怖い絵展」特別監修者。「怖い絵」シリーズ、「危険な世界史」シリーズ、『大人のための「怖いクラシック」オペラ篇』(すべて角川文庫)、『絵の中のモノ語り』(KADOKAWA)『異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む』(NHK出版新書)、「運命の絵」シリーズ(文藝春秋)、「名画で読み解く 王家12の物語」シリーズ(光文社新書)、『美貌のひと』(PHP新書)、『残酷な王と悲しみの王妃』(集英社文庫)、『画家とモデル』(新潮社)など、著書多数。

目次

作品1 彼女
作品2 オデュッセウスに杯を差し出すキルケー
作品3 ソロモンの審判
作品4 殺人
作品5 ミズガルズの大蛇を殴ろうとするトール
作品6 娼婦一代記 ロンドン到着のモル
作品7 チャールズ一世の幸福だった日々
作品8 ベルシャザールの饗宴
ロンドン塔 ジェーン 夏目漱石
作品9 ソドムの天使
作品10 行為
作品11 フォルモススの審判
作品12 ドルバダーン城
作品13 発見された溺死者
作品14 そして妖精たちは服を持って逃げた
作品15 オイディプスの死
作品16 切り裂きジャックの寝室
作品17 マドンナ
怖い絵展のできるまで
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