全国から患者が集まる泌尿器科医の 頻尿・尿もれ・夜間頻尿の治し方

全国から患者が集まる泌尿器科医の 頻尿・尿もれ・夜間頻尿の治し方

著者: 高橋 悟
1,518円(税込)
発売日2021年09月14日

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  • ISBN コード : 9784040007021
  • サイズ : A5判 総ページ数: 128ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 148 × 210 × 11.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

尿の悩みは、3つのポイントを知れば自分で改善できます!

高齢者に多い排尿のトラブルは、
実は、誰にでも起こる可能性があります。

尿トラブルの原因でもっとも多いのが「過活動膀胱」です。
突然強い尿意におそわれたり、
頻繁にトイレに行ったりするのが典型的な症状です。

過活動膀胱の患者さんは
日本に約1000万人もいるといわれています。
でも、医療機関を受診しているのはわずか約20%で、
女性に限ると約10%しかいません。

「泌尿器科にかかるのは恥ずかしい」とか、
「泌尿器科は男性が受診するところでしょ?」などと
思っている人も多いようです。
頻尿や尿もれは、基本的には命に関わる病気ではありません。
しかし、普段の生活が送りにくくなるので、つらいものです。
家族であっても話しにくく、気持ちがふさいでしまう人もいるでしょう。

そういう方はぜひ、本書に掲載されているセルフケアを試してみてください。
尿もれを防ぎ、尿意をがまんできるようになる「骨盤底筋トレーニング」「膀胱トレーニング」、
夜間のトイレの悩みの解消につながる「足上げ寝」や「足のマッサージ」、
全身の健康に結びつく生活習慣の見直しなど。
どれもむずかしいものではありません。

知識を身につけ、セルフケアを実践し、尿トラブルを解消しましょう。

著訳者プロフィール

●高橋 悟:1961年生まれ。日本大学医学部泌尿器科学系主任教授、日本大学医学部附属板橋病院病院長。群馬大学医学部卒業。虎の門病院、東京大学医学部泌尿器科助教授などを経て現職。2003年には、天皇陛下(現上皇さま)が入院された際の担当医師団も務める。悪性腫瘍から排尿障害、尿失禁まで、泌尿器に関わるあらゆる疾患を研究、診察している。

目次

part1 先生、頻尿・尿もれについて教えてください
 おしっこトラブルは老化現象なの? 病気なの?
 「頻尿」と「尿もれ」は、違う病気だが関連がある
 頻尿と夜間頻尿は別物。それぞれ違う原因がある
 放っておいても治らない。大きな病気がないか、一度受診を
 尿を十分にためられない過活動膀胱の疑いあり

part2 自分で治す! 尿トラブルのセルフケア
 トレーニングとむくみとり、生活習慣の見直しの3本柱で尿トラブル改善へ
 「骨盤底筋トレーニング」で腹圧性尿失禁を改善し、骨盤臓器脱を予防する
 「膀胱トレーニング」で頻尿を改善して、外出を楽にする
 「スクワット」で骨盤底筋とともに、太ももの内転筋を鍛える
 足のむくみをとって、夜間頻尿のリスクを減らす
 「弾性ストッキング」でふくらはぎのポンプ機能を高める
 すきま時間の「青竹踏み」で、足裏のツボから改善を 
 「会陰さすり」のやさしい刺激で頻尿を改善する 
 水分のとりすぎが頻尿や尿もれを引き起こす
 減塩は、頻尿や尿もれだけでなく高血圧のリスクも軽減
 尿意を感じやすくなるカフェイン飲料とアルコールは控える
 腹部の脂肪を減らして膀胱の負担を軽くする
 シャワーで済まさず、ゆっくり湯船で体をあたためる
 睡眠の質を上げて、トイレに起きる回数を減らす
 ゆったりしたデザインで、体を締めつけない服を選ぶ
 尿もれパッドなどのアイテムをTPOに合わせて利用してみる

part3 頻尿・尿もれの原因と対策
 加齢によって尿トラブルのリスクが高まり、特に女性に多く発症する
 頻尿と尿もれの重大な原因は「過活動膀胱」
 水分のとりすぎ、足のむくみなど「夜間頻尿」の原因はさまざま
 強いストレスや環境次第で起きる尿意は「心因性頻尿」
 自分の「尿もれ」がどのタイプか知って、対策を考える
 おなかに力が加わると、ちょこっともれてしまうのが「腹圧性尿失禁」
 がまんできない突然の尿意でもれてしまうのが「切迫性尿失禁」
 排尿障害を起こす病気が原因の「溢流性尿失禁」
 男性に多いちょいもれは「排尿後尿滴下」

part4 頻尿・尿もれの最新治療
 セルフケアで改善しなければ、泌尿器科を受診する
 泌尿器科では何をするのか
 排尿日誌で自分の排尿パターンがわかり、尿トラブルの原因を探れる
 朝起きてすぐから、夜寝るまでの排尿すべてを記録する
 セルフケアで症状が改善されないときは薬物療法を
 症状や体質によっては、市販の漢方薬やサプリメントも
 体に負担の少ない、効果的な手術もあり
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