後宮食医の薬膳帖2 廃姫は毒を喰らいて薬となす

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後宮食医の薬膳帖2 廃姫は毒を喰らいて薬となす

715円(税込)
発売日2023年08月25日
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  • ISBN コード : 9784049149845
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

あらゆる毒を解する特別な食医の、薬膳×後宮ファンタジー第2巻!

毒疫に覆われた帝国・剋の後宮食医となった慧玲。毒に侵された貴妃達を見事に治療し信頼を得ていくなか、謎めいた風水師・鴆の導きで、先帝であった父の不審な死の真相を探っていた。
先帝の廃姫と現帝の風水師。敵か味方かも知れない危うい関係にありながら、やがて二人は強く惹かれ合い――だが、父の死への現帝の関与が浮上し、仮初の安寧は消え去る。
禁じられた毒の存在に辿りついたその時、ついに現帝が毒疫に倒れ――。使命か復讐か。揺れる慧玲に更なる悲劇が迫る。

発売即重版&早くもコミカライズが決定!大注目の、毒香る中華後宮ファンタジー。


◆◆◆登場人物◆◆◆
【慧玲(フェイリン)】
暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。

【鴆(ヂェン)】
怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。

著訳者プロフィール

●夢見里 龍:第26回電撃小説大賞で最終選考作となった『死者殺しのメメント=モリア』を改稿しデビュー。

目次

第四章 徒桜と可樂 
第五章 毒狼と黄金飴 
第六章 天衝く角の帝と佛跳牆
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