大学4年間の行動経済学が10時間でざっと学べる

大学4年間の行動経済学が10時間でざっと学べる

著者: 阿部 誠
1,650円(税込)
発売日2023年12月14日

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  • ISBN コード : 9784046063212
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 232ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 14.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

東大で教える「人とお金の動かし方」を10時間で学べる

従来の経済学では理論構築の前提として、人は、「超合理的にふるまう」、「超自制的にふるまう」、「超利己的にふるまう」、という「ホモエコノミカス=経済人」を仮定しています。しかしながら、実際の人間は必ずしも超合理的ではなく、ほどよく合理的で、ほどよく自制的で、ほどよく利己的な存在です。従来の経済学で見落とされていた生身の人間行動を心理学で解き明かし、伝統的な経済理論を拡張することによって新たな知見を見出そうというのが「行動経済学」です。
本書は4部で構成されています。
第1部では、行動経済学の基本的な考え方を説明するとともに、超合理的、超自制的、超利己的なホモエコノミカスが、現実の人の行動とどのように違うのかを、様々な例を用いて紹介します。
残りの3部は、学問としての行動経済学の潮流である(1)現象の描写、(2)メカニズムの説明と理論、(3)実社会への適用、にそれぞれ対応しています。

著訳者プロフィール

●阿部 誠:東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。1991年マサチューセッツ工科大学博士号(Ph.D.)取得後、2004年から現職。ノーベル経済学賞受賞者との共著も含めて、マーケティング学術雑誌に論文を多数掲載。2003年にJournal of Marketing Educationからアジア太平洋地域の大学のマーケティング研究者第1位に選ばれる。おもな著書に『新版 マーケティング・サイエンス入門:市場対応の科学的マネジメント』(有斐閣)などがある。

目次

第1部 行動経済学とは?
第2部 人の行動の癖を見極める:非合理的行動の描写
第3部 非合理的な人の行動の理由を知る:非合理的行動のメカニズム
第4部 行動経済学の応用
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