- ISBNコード
- 9784041140161
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 19.0 mm
- 総ページ数
- 256ページ
武士が護るべきは、主君か、家族か。胸に迫る医療時代小説!
●週刊現代(2024年1月13日/20日号)書評掲載(評者:藤沢周[小説家])
●東京新聞(2024年1月27日付)書評掲載(評者:内藤麻里子[文芸ジャーナリスト])
●小説新潮(2024年2月号)書評掲載(評者:杉江松恋[書評家])
●小説幻冬(2024年3月号)書評掲載(評者:細谷正充[文芸評論家])
●しんぶん赤旗(2024年1月28日付)書評掲載(評者:清原康正[文芸評論家])
●女性自身(2024年2月13日号)
目付の永井重彰は、父で小納戸頭取の元重から御藩主の病状を告げられる。居並ぶ漢方の藩医の面々を差し置いて、手術を依頼されたのは在村医の向坂清庵。向坂は麻沸湯による全身麻酔を使った華岡流外科の名医で、重彰にとっては、生後間もない息子・拡の命を救ってくれた恩人でもあった。御藩主の手術に万が一のことが起これば、向坂の立場は危うくなる。そこで、元重は執刀する医師の名前を伏せ、手術を秘密裡に行う計画を立てるが……。御藩主の手術をきっかけに、譜代筆頭・永井家の運命が大きく動き出す。
●東京新聞(2024年1月27日付)書評掲載(評者:内藤麻里子[文芸ジャーナリスト])
●小説新潮(2024年2月号)書評掲載(評者:杉江松恋[書評家])
●小説幻冬(2024年3月号)書評掲載(評者:細谷正充[文芸評論家])
●しんぶん赤旗(2024年1月28日付)書評掲載(評者:清原康正[文芸評論家])
●女性自身(2024年2月13日号)
目付の永井重彰は、父で小納戸頭取の元重から御藩主の病状を告げられる。居並ぶ漢方の藩医の面々を差し置いて、手術を依頼されたのは在村医の向坂清庵。向坂は麻沸湯による全身麻酔を使った華岡流外科の名医で、重彰にとっては、生後間もない息子・拡の命を救ってくれた恩人でもあった。御藩主の手術に万が一のことが起これば、向坂の立場は危うくなる。そこで、元重は執刀する医師の名前を伏せ、手術を秘密裡に行う計画を立てるが……。御藩主の手術をきっかけに、譜代筆頭・永井家の運命が大きく動き出す。