歴史が面白くなる 東大のディープな日本史 傑作選

歴史が面白くなる 東大のディープな日本史 傑作選

著者: 相澤 理
1,760円(税込)
発売日2024年02月26日

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  • ISBN コード : 9784046065148
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 17.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

東大入試問題にあなたの歴史観が揺さぶられる!

累計25万部の超人気シリーズ『東大のディープな日本史』に令和の新入試問題を追加した、リニューアル完全版が登場!
過去シリーズで人気の高かった傑作を選りすぐり、改めて古代〜近代の日本史が見渡せるように再配置しています。
さらに各章のつながり、歴史上の立ち位置が把握しやすいように加筆し、ディープな日本史をより堪能いただける1冊に仕上げました。
・藤原道長が関白とならなかった理由
・元号の持つ意味
・農民に対するステレオタイプな見方を打破する
・改暦に見える朝廷と幕府の関係
などなど、これまでの歴史観を揺さぶってくる東大日本史をお楽しみください。

(はじめにより)
東大日本史の問題は一問一問がそれ自体で完結した作品となっていますが、当然、高校で学ぶ日本史の内容の中に位置づけられます。
そして、何十年と出題されてきた問題を見通すことで、歴史の全体像をつかむことができます。そこまで書ききることで、はじめて東大日本史の面白さを描き尽くしたと言えるでしょう。
そこで、本書では、各問で解答例を示した後に、新たに「歴史の結び目」という項目を設けて、歴史上での位置づけや次の問題へのつながりを明示しました。
古代は「完コピ」、中世は「自力社会」、近世は「階層分化」、近代は「一等国」というキーワードに着目することで、それぞれの時代の特徴がつかめるようになっています。
また、旧作の問題に関しても、最近の研究成果を踏まえるとともに、問題どうしの関連を意識して、加筆・修正を行いました。

読者の皆さんはどうぞ二度読んで、東大日本史のすべてを吸収してください。

著訳者プロフィール

●相澤 理:(あいざわ・おさむ)1973年生まれ、東京大学文学部卒。市進予備校prep15水道橋校・Z会東大マスターコースで<東大日本史>講座を担当し、数多くの東大合格者を輩出する。現在は、通信教育予備校「早稲田合格塾」のほか、首都圏の高校で受験指導にあたる。主な著書には、ベストセラー『歴史が面白くなる 東大のディープな日本史』『マンガで倫理が面白いほどわかる本』(以上、KADOKAWA)、『悩んだら、先人に聞け!』(笠間書院)などがある。

目次

第1章 古代
01 ワカタケル大王の国内統一と国際的立場との関係は?
02 古代の外交政策のたて前と実際とは?
03 朝廷はなぜ巨大道路を建設したのか?
04 皇位継承はどのようにして確立されたか?    
05 古代社会で文字が果たした役割とは?

第2章 中世
06 武士と荘園の関係は?
07 北条氏はなぜ将軍にならなかったのか?
08 南北朝の動乱はなぜ長期化・全国化したのか?
09 農民は用水をめぐる争いにどう決着をつけたか?
10 祇園祭はどのようにして行われたか?

第3章 近世
11 豊臣秀吉はなぜキリシタンに脅威を感じたのか?
12 江戸時代の幕府と朝廷の関係とは?
13 江戸時代の農民の休日の過ごし方とは?
14 琉球王府が語った架空の「トカラ島」とは?
15 幕府はなぜ独自の暦を作ったのか?

第4章 近代
16 大久保利通が描いた日本の将来像とは?
17 明治政府が三国干渉を受け入れた経緯とは?
18 労働生産性が上昇した要因は何か?
19 戦前の日本において教育勅語はどのような意味をもったか?
20 日本国憲法は本当に<民主的>なのか?
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