優しき歌

優しき歌

660円(税込)
発売日2023年12月22日

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  • ISBN コード : 9784041143292
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 288ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

透明感あふれる抒情詩集、待望の復刊

「影は きいてゐる 私の心にうたふのを/ひとすぢの 古い小川のさやぎのやうに」」(「真冬のかたみに……」)。24歳で夭折した立原道造が遺した詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』『優しき歌』。音楽的で構築的なソネット形式による透明感あふれる抒情詩集を全て収録。ほか、悩み多き青春が綴られた高等学校時代の習作や草稿詩篇、旅先での絶筆「南国の空青けれど」など、類なき詩人の純粋な魂と試行錯誤の様を多面的に収める。

著訳者プロフィール

●立原 道造:1914年、東京生まれ。東京帝国大学建築科卒。在学中に辰野金吾賞を3回受賞するなど将来を嘱望された。37年に卒業し、建築士として建築事務所で働きながら詩作に打ち込む。13歳ごろから詩作をはじめ、大学では同人雑誌を創刊、小説や短歌を発表。堀辰雄、室生犀星に師事し、音楽的に構成された十四行詩型(ソネット)を作り出した。37年に第一詩集『萱草に寄す』、『暁と夕の詩』を刊行。同年秋から体調をこわし、39年3月、結核性肋膜炎のため24歳で死去。闘病中に第1回中原中也賞を受賞。

目次

詩集 萓草に寄す
詩集 暁と夕の詩
詩集 優しき歌
草稿詩篇(1932‐33)
手製詩集 さふらん
手製詩集 日曜日
手製詩集 散歩詩集
草稿詩篇(1933‐35)
未刊詩集 田舎歌
拾遺詩篇(1935‐38)
草稿詩篇(1938)
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