- ISBNコード
- 9784041158975
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 10.8 mm
- 総ページ数
- 288ページ
1867年、パリ万博に日本が初出品!…その裏側にあった騒動とは!?
17歳の朝は、アメリカ人通詞と日本人の遊女の間に生まれた子だ。ひょんな事から蔵前の墨長屋敷へ住み、常に洋装である。口入屋から通詞の仕事を紹介され、品川宿へ向かった。依頼主の仏蘭西の商人と話していると、1867年に開催されるパリ万博に、江戸幕府の他に薩摩藩も出るという噂を耳にする。万博出展は、国として参加するはずなのに、なぜ薩摩藩が…? 不思議に思いながらも長屋に戻った朝は、墨長屋敷に「仕組み」の依頼が入ったことを知る。パリ万博の出品審査にて、闇組織「一目連」が参加するのを阻止すべく、対象となる人物に近づくことに……。初出品する「万博」に向けても、家老や将軍家御用達の商人たちの旧態依然とした考えに腹を立てた朝は、異国が「日本」に何を求めているかを伝え、「万博の通詞」という立場を得る。日本初参加の万博の裏側はこうだった!?新感覚時代小説。
目次
第一章 朝、悩む
第二章 朝、会う
第三章 朝、うつむく
第四章 朝、再会する
第五章、朝、疲れる
第六章 朝、息が浅くなる
第七章 朝、立ち尽くす
第八章 朝、命をかける
第九章 朝、叫ぶ
第二章 朝、会う
第三章 朝、うつむく
第四章 朝、再会する
第五章、朝、疲れる
第六章 朝、息が浅くなる
第七章 朝、立ち尽くす
第八章 朝、命をかける
第九章 朝、叫ぶ