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夜行堂奇譚 下
夜行堂奇譚 下
夜行堂奇譚 下
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夜行堂奇譚 下

著者: 嗣人
発売日
2025年07月25日
予約受付中
お届け予定日
発売日以降にお届け
880
ISBNコード
9784041162774
レーベル
角川ホラー文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 10.8 mm
総ページ数
288ページ
県庁生活安全課「特別対策室」は、怪異を扱う訳アリ専門部署だったーー。
弟子入り先を破門されてしまった桜千早は夜行堂へと導かれ、成り行きで使い走りとして仕事を始める。夜行堂と特別対策室の依頼をこなす千早は、やがて業務の効率化の為に大野木の家に居候となることに。県庁の大野木に届いた依頼は、息子の変化に戸惑う母親からのものだった。訪問するとおかしくなるという都市伝説のある大学寮の廃墟。肝試しにいった息子は戻ってから様子がおかしくなり、部屋から一歩も出なくなってしまったという。一緒に行った友人から話を聞こうと、面談に訪れた青年はひどくおびえていた。大野木と千早は二人で話を聞くことに。多発する怪異には、人の情念や想いが、人ならざるものと混じっている。それらが引き起こす、数々の呪いと悲劇。それら怪異をあざ笑うかの如く静観する夜行堂店主の真の目的とは……。文庫化にあたり、上下巻それぞれに短編を書き下ろし収録。

目次

目 次
夜行
翡抄
狂歌
忌檻
穢向
紫眼
惡會
千尋(書下ろし)