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細胞が語る〈私〉 37兆個の謎に挑む生物学

著者: 石川 香
発売日
2026年11月19日
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1,925
ISBNコード
9784048117999
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦)
128 × 188 mm
総ページ数
210ページ
高校生物から科学の最先端へ
37兆個の細胞から、「私」という体の謎を解き明かす。

風邪をひくと熱が出る。夜になると眠くなる。お腹がすく。緊張すると心臓がバクバクする。思春期には体が大きく変わる。妊娠すると、自分ではない胎児が体の中で育っていく。
どれも私たちの身体で起きていることなのに、不思議なことばかりです。

1.風邪の「熱」や「だるさ」は、体が壊れたせいではない?
発熱も鼻水も倦怠感も、病原体と闘うために体があえて起こしている「正常な応答」です。
2.眠気も空腹も緊張も、「生き残る」ために必要だった?
体内時計、血糖値、ホルモン、自律神経……。「なんだか調子が悪い」の裏では、体を一定の状態に保つためのシステムが動いています。
3.がん細胞は、もともと「私」だった
日々繰り返される細胞分裂のわずかなコピーミスから、がんの“種”は生まれます。しかも、がん細胞は免疫から逃れ、進化し、転移していきます。
4.思春期の「ままならなさ」は、どこから来る?
染色体、生殖細胞、ホルモンから、男女の身体の違いや思春期に起きる変化を読み解きます。
5.妊娠は、実は超ミステリー
母親とは異なる遺伝情報をもつ胎児が、なぜ母体の免疫に排除されないのか。受精、着床、胎盤、出産まで、母体と胎児の“共存”に迫ります。

ワクチンやがん治療、生殖細胞研究、周産期医療――各テーマから、研究者たちが挑んでいる生物学・医学の最前線へ。さらに章末の「探究のタネ」では、入試問題を手がかりに、学んだ知識を自分自身の探究テーマへ広げていきます。
学校で覚え知識が、自分の身体の話としてつながったとき、生物はもっと面白くなる。

身近な「なぜ?」から生物学研究の世界へ踏み出す、10代に贈る「知のクエストリア」生物編!

目次

◆Chapter 1 体調“不良”は“正常”な応答の結果である
―免疫という美しいシステム―
◆Chapter 2 「なんだか調子が悪い」の正体
―眠気・空腹・ストレスを生む恒常性システム―
◆Chapter 3 「がん」が生まれる時
―細胞の暴走を読み解く―
◆Chapter 4 ままならぬ思春期
―ホルモンのトリガーを探る―
◆Chapter 5 妊娠の超ミステリー?
―胎児と母体はどう“共存”しているのか―
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